1 オウンドメディアとしてのメール配信とは

オウンドメディアとしてのメール配信に注目が集まっています。 （ちなみに、オウンドメディアとは、自らが運営を行うメディア（ここでは自社のウェブサイトなど）のことです。） オウンドメディアを使った情報発信は、お金を支払って行う広告（検索エンジン広告など）やSNSなどの情報拡散型の広告と合わせて活用する効果的だといわれています。

一昔前に比べると、確かにメール配信は敬遠されやすいメディアとなってきている感のあることは否めません。 しかしながら、ユーザ層によっては、調べる手間の省けることを望んでいるユーザがいたり、ほしい情報がメールで送られてくる方がお手軽と感じるユーザがいることもあります。サイトへのリピート訪問のきっかけづくりにもなります。 特にECサイトの運営時には、一度購入してくれたお客様へのメール配信（フォローメール）は効果を期待できます。

今時分は確かにメールの開封率や流入率は低くなってはいますが、手間をかけずにメールを発行することができれば、発行しておいて損はないとも言えます。 ただし、今時のメールは、メールを開いてもらうための工夫や、開いたメールをスムーズに読ませるせる工夫、クリックして自社サイトへ誘導する工夫、色々な工夫をしっかりと盛り込んで、ユーザに支持されるメルマガを作り上げることが必要となります。

また、メール配信については、ユーザの質を鑑みて配信するよう心がけてください。 このユーザの質を見誤ってしまうと、メールを受け取ったユーザに不快感を与えかねません。 今すぐあなたのサービスを必用としている所謂「見込み客」に、工夫されたメールを配信するのであれば、「見込み客」はあなたからのメールに興味を持ってくれるでしょう。 しかし、あなたとは何のつながりもないユーザにメールを送ってしまうと、迷惑がられてしまうこともあるでしょう。