選ばれるWebデザインにするための6つのポイント
- 目次
- 1 目的を明確にしよう
- 2 ターゲットユーザーを想定しよう
- 3 デザインのルールとポイントを押さえよう
- 4 情報を見やすく分かりやすく整理しよう
- 5 一貫性のあるデザインにしよう
- 6 ギミックを使いすぎないようにしよう
1 目的を明確にしよう
あなたはどんな風にWebサイトのデザインを決めていますか?「流行のデザインを使っている!」「この前覚えたテクニックを取り入れてみました!」色々あると思いますが、意味もなくただ何となく決めていることはありませんか?まずは目的を明確にしてからデザインをすることが大切です。 どんなに素晴らしい技術や流行のデザインを取り入れても、勝手な思い込みやイメージだけでWebサイトを作っては、クライアントは満足してくれないと思います。情報を伝えたい、物を買ってもらいたい、ブランドイメージを向上させたいなどWebサイトの役割はクライアントの数だけあります。クライアントが何をしたいのか、最終的な目標は何なのか、まずはしっかりコミュニケーションを取る事から始めてみましょう。
2 ターゲットユーザーを想定しよう
Webサイトの目的が決まったら、次はターゲットユーザーを想定してみましょう。どういったユーザーがサイトを利用するのか想定しデザインすることが、良いWebサイトを作る近道になります。出来るだけ具体的(性別・年齢層・職業・趣味・家族構成・地域など)にターゲットユーザー像を作ることが、デザインをする上で重要なヒントになってくるはずです。
ここでひとつ年齢層を例にして考えてみましょう。子供向けのサイトの場合、カラフルな色を使いポップなデザインにすることで子供心を掴むことができます。また、お年寄り向けのサイトの場合は、文字を大きくし、出来るだけシンプルな導線を確保することで情報が伝わりやすくなります。このようにターゲットユーザー像を想定することでWebサイトのアウトラインが見えてきます。
3 デザインのルールとポイントを押さえよう
無数にあるWebサイトの中から競合他社を退け、ユーザーに選んで貰うのはとても大変なことです。では、ユーザーはどうやってサイトを選んでいるのでしょう?その理由のひとつに基本的なデザインのルールに従って作られたサイトが好まれるという傾向があります。
その中でも、画像・フォント・色・余白といったポイントを踏まえてレイアウトすることが、ユーザーを獲得する大きな要因となります。「高品質な画像を使う」「適切なサイズのフォントを使う」「色数やコントラストを意識する」「空白スペースを上手く活用する」そんなの当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、効果的に使うのはなかなか難しいものです。
4 情報を見やすく分かりやすく整理しよう
あなたにも経験があると思いますが、隅から隅まで文章を読んでくれるユーザーは多くはいません。タイトルや画像をパッと見て興味がなければサイトを離れてしまいます。 なので、情報を見やすく整理し、優先順位を明確で分かりやすくデザインすることが大切です。Webサイトは上から見ていくのが基本ですので、ページの上の方には優先度の高い情報を大きく扱うようにしましょう。そういったレイアウトを心がけることで、ユーザーにも大体の内容が伝わり、見せたい情報が伝わるようになってくると思います。
5 一貫性のあるデザインにしよう
一貫性のあるデザインにすることは、Webサイトをデザインする際に特に気をつけないといけません。せっかくサイトを見に来てくれたユーザーを混乱させてしまっては大変ですからね。例えば、「フォントは2、3種類にする」「写真やイラストも出来るだけ統一感を出す」「色は数種類におさめる」など。
このように一貫性のあるデザインに保つことで、ユーザーの操作ミスを防いだり、こちらの情報が正確に伝わるようになります。もちろんあなた自身が混乱したり、デザインが崩れないようすることも大切ですので気を付けてください。
6 ギミックを使いすぎないようにしよう
面白い動きや仕掛けを取り入れたWebサイトはユーザーの目を引きますが、ただ使うだけではサイトの目的から外れてしまいます。「インパクトがあって面白い動きのある効果を取り入れたい」「驚く仕掛けで色んな情報を入れたい」気持ちは分かりますが、使い過ぎてもユーザーの混乱を招くだけです。デバイスや環境によって操作性が悪くなったり、利用できなくなったりする可能性もあります。もし使うのなら、きちんとストーリーを持ったものやサイトのメリットになるもの、または目的に沿ったギミックにしましょう。
- 関連サービス
-
Webサイト制作
詳しく見る